今回は私が大好きで、とても思い入れのある生産者「アンリ ドラグランジュ」を紹介します。
概要
ドゥラグランジュ家はヴォルネイを本拠地としています。
1800年代に後半に創業した歴史あるドメーヌです。
1990年にアンリ ドゥラグランジュに名称を変更。
2003年よりディディエ氏が当主を務めています。
もともと個人客やフランス国内のレストランが主要な顧客でしたので、あまり日本では有名ではありません。
ワインのスタイルはエレガントで、ピュア。
何年も前の記憶ですが、私的には白よりもHaut Cote de Beauneの赤がコストパフォーマンスが高いと感じました。
Clos de Cheneもすごく美味しかったです。。。。
製法など
15haを所有。
リュットレゾネでの栽培。
天然酵母を使用し、新樽率10~20%で、8~12カ月の樽熟成。
比較的大樽を使用しています。
樽の風味を邪魔に感じ、新樽の使用は最小限に抑えています。
白は除梗せず、赤は畑によりますが100%近く除梗しています。
所有している主な畑
Les Vaumuriens レ ヴォーミュリアン(Pommard)
Les Champans レ シャンパン(Volnay)
Clos de Chene クロ デ シェーヌ(Volnay)
ムルソーやピュリニにも畑を持っています。
生産量が少ないですが、クレマン ド ブルゴーニュも生産しています。