概要
デュルフォール ヴィヴァンはマルゴー2級に格付けされています。
「最もシャトー マルゴーのスタイルに近いシャトーである」と言われています。
それもそのはず、1937~1992年まではシャトー マルゴーに買収されており、シャトーマルゴーやパヴィヨン ルージュ ド シャトー マルゴーに使われていました。
1992年からオーナーは、ゴンザック リュルトン氏に代わり、大きな設備投資を行います。
1995年から100%デュルフォールヴィヴァンとして販売を再開しています。
メルロの比重を減らし、カベルネソーヴィニヨン主体で造る独特なスタイルで、柔らかくエレガント、ヴィンテージに左右されず安定していると、評価されています。
製法など
所有する畑は約50hで、北にシャトーマルゴー、南にシャトーパルメの畑という好立地で、ワイン造りを行っています。
土壌
砂利質と砂質です。
栽培
以前よりサステーナブル農法を実践してきましたが、2009年から一部の畑でビオディナミを採用します。
2011年より50%、そして2013年からはすべての畑でビオディナミを使用した珍しいシャトーです。
※ボルドーは海洋性気候であるため、雨が多く、シャトーの畑も広いため有機栽培は困難。
醸造
木製タンクとコンクリートタンクを併用。
熟成
30~50%の新樽率で、12~16カ月熟成
清澄もろ過も行います。