このページは私がテイスティングしたワインを、コメントと共にまとめています。
ワインの熟成度、状態、グラスなどで感じ方は異なるとは思いますが、是非参考にしてください。
()の中は実際にテイスティングを行った年を表記しています。
順不同ですので、検索窓を使用してワインをお探しください。
なるべく同じヴィンテージのリンクを張っておりますが、違う場合がございます。ご了承ください。

カシス、ドライフルーツ、レーズン、ヴァニラ、アルコールの香り。だんだんと乳酸、かすかにタバコが感じられる。柔らかい口当たり、収斂性が丸く広がる。エキスが濃く、柔らかなタンニン、余韻は短いが充実感があり、樽感が余韻に残る。(2018) 2016 HARAS de Pirque Carménère

黒が強いルビー色、濃く暗い色調。始めは青い香りが支配的、そしてラズベリー、土の香り。スムーズな口当たり、クローヴや樹皮のニュアンス、コクと果実味のある味わい。全体的にスマートな印象は感じる。余韻は短いながら、収斂性と果実の甘みが残る。(2018) 2014 Secret Stone Marlborough Pinot Noir

色は淡いルビー、でも少し落ち着いている色調。チャーミングな香り、いちご、かすかにハーブ、少しジャム感。軽やかなボディ。スムーズな口当たり。酸味が穏やかで、少し甘みが口に残る。酸味で骨格が作られているわけではなく、少しゆるさを感じる。余韻に程よく収斂性。間違いなく、コスパは良い。(2018) Cremant d'Alsace Brut Nature Marc Tempe

色は少し濃いめな黄金色。イースト、りんごの蜜、かじったりんご、かすかにハーブ、オレガノ。しっかりとした泡、あまり酸は強くなく、苦味が残る。余韻は短い。程よい果実感とリンゴの蜜。(2019) 2014 Le Rich Richesse

色調は濃いめのルビー色。少し青さのある香り、黒い果実とインク、ハッカ、リコリス、少し土のニュアンスと清涼感。口当たりは柔らかく、全体的に丸みがある印象。黒いベリーの果実味と、程よい酸味でバランスが良い。乳酸のようなまろやかさと穏やかなタンニンが、丸みをかんじさせています。少し収斂性はあるが、穏やかで心地よい。(2018) 2016 Paul Jaboulet Aine Syrah

黒く、深めのルビー色。強いプルーンの香り、樹皮、ジャム、少し出汁的ニュアンスのある香り。滑らかな口当たり、程よくジューシー、重すぎず、少し単調な印象。余韻にかすかに収斂性、アンチョビのニュアンス。酸味が弱く甘みを感じる。(2018) 2015 Saint-Véran Innocenti

かすかに緑がかった薄い黄色、薄い山吹色。香りはパイナップル、乳酸、熟れたメロン。中庸な粘性、味わいのアタックの印象は硬い。パイナップルの様なジューシーさ、あまりメネラル感は強くない、酸味はゆるく、苦味のある余韻は短い。(2018) 2014 Bourgogne Chardonnay Maurice Michel

軽く蜜の香り、少し石灰、ミネラル、軽く木の香り。厚みのある酸。あまり酸味の焦点は定まっていないが、ミネラルが強く感じて骨格がある。樽由来のコクや、苦味もほのかに残る。全体的にスマートな、ジェントルマンな雰囲気を持つシャルドネ。(2019) 2017 Colpasso Nero d'Avola Terre Siciliane

暗いルビー色。熟したプラム、レーズン、シナモン、クローヴの香り。口当たりはスムーズ、すぐに果実の甘さ広がります。甘さの広がりの後、タンニンがじっくりと広がり、余韻は短いながらアルコール感が残ります。ボリュームは控えめで、アルコール感が目立ち、酸味が穏やかなため果実の甘さが突出しているように感じます。(2019) 2016 Les Chimes Sauvignon Blanc Haut Poitou

緑がかった黄金色。青いハーブ、オレガノ、かすかに南国フルーツ、香りの要素や全体量はあまり多くない。
あっさりとした酸味、控えめにジューシーで、白桃のような果実味、そっと広がるミネラル。
あまりシャープなイメージではなく、横にじっとり広がり、余韻はあまり長くはない。(2019) 2014 Nuits Saint George Robert Chevillon

華やか、エアリー、クランベリー、石灰の香り。綺麗な酸味、ザ エレガント。重心が低く凝縮間のある味わい、長いミネラルの余韻。(2019) 2017 Deakin Estate Riesling

淡い黄色、かすかに緑がかっている。ほんのりペトロール香、ナッツ、夕張メロン、かすかにクリーム、香りに少しボリューム感。口に含むと少し吟醸香、酸味はさほど強くなく、全体的に苦味が目立つがあまり締まっていない印象。酸とミネラルが穏やかだからか、甘みをほんのりと感じる。クールビューティなリースリングではなく、少し田舎っぽさを感じる。(2019) 2016 KWV Cathedral Cellar Chardonnay

山吹色、かすかに粘性。蜜、カスタード、バナナ、微かに藁の香り。厚みのあるアタック、アタックの厚みは続かず消えてしまう。酸は目立たなく味わいに丸さをもたらしている印象、すこし樽由来の苦味を感じる。余韻は中庸、ミネラルはあまり感じないがふくよかな印象。(2019) 2014 Bourgogne Rouge Olivier Jouan

かすかにオレンジがかったルビー色。チェリー、ザクロ、すもも、赤い果実、オレンジティー、鉄のような土壌の香り。口当たり柔らかく、フレッシュな酸味、まろやかさはある。アセロラのようなエキス感のある果実味と酸味のバランス。ミネラリー、余韻に収斂性があり、全体的に好バランス。(2019)