概略
ルイジャド社はブルゴーニュ最高峰のネゴシアンのひとつです。
酒神であるバッカスが描かれているラベルは有名ですね。
ブルゴーニュ有数の大ドメーヌであり、ネゴシアン エルブールとしても高い評価を得ています。
1859年にボーヌのクロ デ ズルシュルを購入したことにより始まりました。
ジャド家のルイ アンリ ドゥニ ジャド氏によって創設、その後アンドレ ガジェ氏が引き継ぎました。
1985年にはコプフ家に買収されましたが、様々な畑を買い足していきました。
1986年にはクレール ダユ、1989年にはメゾン シャンペのセラーと畑を購入しました。
1996年にはボージョレの名門シャトー デ ジャック、2008年にはマコンのドメーヌ フェレを買収しています。
ドメーヌ デ エリティエ ルイ ジャド
ジャド家が代々所有している畑のもの
ドメーヌ ルイ ジャド
スタンダード
ドメーヌ ガジェ
現在のオーナーであるガジェ家が代々所有している畑のもの
ドメーヌ デュック ド マジェンダ
耕作契約によって所有している畑のもの
製法など
発酵前の低温浸漬は行わず、発酵速度を速めるルモンタージュを行わない。
赤ワイン
100%除梗、木製かステンレスのタンクで一ヶ月ほどの長いマセレーションを行います。
発酵は自然酵母のみを使用、比較的高めの発酵温度でエキス分を引き出します。
1日に2度ピジャージュを行います。マロラクティック発酵は樽内で行い、10〜20ヶ月熟成を行います。新樽比率は平均30%ほど。
無清澄、ろ過は軽く行う。
白
自然酵母を使用。ステンレスタンクで発酵を始めるが、途中でフレンチオークの樽に移し、アルコール発酵とマロラクティック発酵を行う。
ルイジャドは酸を維持するために、人工的にマロラクティック発酵を途中で止めています。
10〜20ヶ月熟成を行います。新樽比率は平均30%ほど。
1995年にはカデュス社という樽会社を設立し、自社の樽を熟成において使用しています。
所有している主な畑
現在は約240haの自社畑を所有しています。
コートドール地区の所有畑のほとんどが、グラン クリュとプルミエ クリュです。
Bonnes Mares ボンヌマール
Chambertin Clos de Beze シャンベルタン クロ ド ベーズ
Les Demoiselles レドモワゼル
Corton Charlemagne コルトン シャルルマーニュ
Le Montrachet ル モンラッシェ
Musigny ミュジィニー