今回はブルゴーニュの新星、ルイ ユエランをご紹介します。
概要
ルイ ユエランは、シャンボール ミュジニーを本拠地とするドメーヌです。
現在の当主は3代目のフレデリック ユエラン氏です。
1990~99年までは兼業農家としてブドウ栽培を行っており、出来上がったワインはすべてネゴシアンに販売していました。
しかしフレデリック氏は他の生産者の影響で、ワイン造りにのめりこみ、2000年からドメーヌ元詰めに切り替えました。
ワインメディアには基本的に出展はせず、知名度があまり高くない造り手ですが、徐々に注目を集めています。
製法など
2000年より、厳格なリュットレゾネで栽培しています。
天然酵母で発酵、澱引きを最初限度にし、シュールリーのような環境下での熟成。
無清澄、ノンフィルターで瓶詰めします。
1~3回使用樽で12カ月熟成。
村名は新樽率25%で、18カ月熟成させています。
所有している主な畑
グランクリュは所有しておらず、プルミエクリュも0.04haのみ所有。
合計で4ha程所有しています。
Tasting
2014 Chambolle Musigny
あっさりしている印象。チャーミングで酸味が強く、コクは少ない。(2018)