概略
ジョセフ ロティは、ジュヴレ シャンベルタンに本拠地がある小さなドメーヌ です。
歴史ある名門ドメーヌ であり、樹齢が高いブドウの樹を多く所有しています。
設立されたのは1817年です。ジョセフ ロティ氏の息子、フィリップ ロティ氏が24代目としてワイン造りを行なっていましたが、2015年に病気により死去。
弟のピエール ジャン ロティ氏が後を継いでいます。
マット クレイマー氏は「シャルム シャンベルタンの中で最も優れている」と自著の中で評価しています。
先代のフィリップ ロティ ラベルでリリースされているものもありますが、ジョセフ ロティ ラベルに統一させていく予定です。
製法など
ジョセフ ロティは、厳しい収量制限を早期から始めた作り手です。
リュットレゾネにより栽培され、手摘みで収穫されます。
醸造は上面開放タンクで温度管理を徹底して行います。
発酵期間は3週間で、ピジャージュは手で行います。
熟成はトロンセ産とヴォージュ産の樽で18ヶ月行われます。
グランクリュを除き、新樽率は50%で行います。
色調は淡いながら、エキス分が濃く複雑味のあるスタイルです。
長期熟成タイプの、クラシカルなワインを生産しています。
無清澄、無濾過。
[adsense]所有している主な畑
ジュヴレ シャンベルタンを中心に、マルサネにも畑を所有しています。
Griottes Chambertin グリオットシャンベルタン 0.08ha
樹齢90年近くの古樹を使用、年間1樽ほどの生産しかなく希少なワイン。
Mazy Chambertin マジ シャンベルタン 0.12ha
新樽率90%で15~16カ月熟成。
Charmes Chambetin シャルム シャンベルタン 0.16ha
植樹1885年と、かなりの高樹齢。マゾワイエールを含めないAux Charmesの区画からのブドウを使用。
Les Fontenys(GC 1er) レ フォントニ 0.4ha