先日テイスティングした、ムルゴのエトナ ビアンコです(^^)
エトナについてはこちらをご確認ください。
エトナ ワインの特徴とは?ロッソ、ビアンコ?
エトナは、近年注目されているワイン産地です。膨大なワインを生産しているシチリア島で、少し独特なスタイルを持ちます。
今回はこのエトナ ワインについてお話させていただきます。
ムルゴはこのエトナで1800年代からワイン造りを行ってきている家系です。
元々は自家消費用としてや、地元のレストランに卸していたようなのですが、近年海外への輸出を始めました。
ムルゴはエトナ火山とイオニア海の間に位置しており、畑は標高500~550mの場所にあります。
土壌はエトナらしく火山性土壌。
高い標高のため、冷涼でブドウはゆっくりと熟していくことが出来ます。
ビアンコはステンレスタンク熟成ですが、ロッソはエトナ伝統の栗の樹を使用した樽で熟成させています。
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ムルゴのエトナ ロッソも飲んだことがあるのですが、赤は少し単調な印象を持ってしまいました。
僕的にはこのビアンコの方が、コスパが高いなと感じています!
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・生産国:イタリア
・地域:シチリア州
・品種:カリカンテ70%、カタラット ビアンコ30%
・地域:シチリア州
・品種:カリカンテ70%、カタラット ビアンコ30%
1500円以内と考えると、かなり楽しめるのではないかと思います。
個人的にはからすみのペペロンチーノなどと合わせたいですね|ω・)
Tasting
2017
ほんのり黄色く色づいている。
香りは梨、ジャスミン、潮、栗。
スムーズな口当たり、ほのかに粘性を感じオイリーな印象。
果実味は穏やかで、ドライな印象を受ける。
酸味は浅いが、ミネラルが全体を引き締めており、芯のある味わい。
余韻はオレンジの皮のような苦味。(2019)