皆さんはアルバリーニョというブドウ品種をご存知でしょうか?
僕は少し暑くなってきた6月頃に、このアルバリーニョを使用したワインが恋しくなります。
今回はこのアルバリーニョについて解説します。
アルバリーニョとは
アルバリーニョ(Albariño)はスペインのガリシア地方原産とされている白ブドウ品種です。
ポルトガル語ではAlvarinhoと表記しますが、同じくアルバリーニョと読みます。
比較的果粒は小さく、厚い果皮を持つため、多雨で湿度が高い環境でも生育しやすいブドウ品種です。
果皮が薄いと病気になりやすいんです
主な産地
主にスペインで栽培されています。
スペインのリアス バイシャスがアルバリーニョの産地としては最も知られており、高品質な白ワインが生産されています。
その他にはポルトガル北部、南仏、イタリア、そして日本でも栽培されていますが、スペインに比べるとわずかな量しか栽培されていません。
特徴
アルバリーニョはその華やかさが特徴です。
熟れたメロンや桃などの香りが充実しており、フレッシュな酸味と潮っぽさが感じられます。
皮が厚く種子が大きい為、少し苦味が出ているワインもある印象です。
リースリングと似た特徴を持つとも言われており、一時期は同一品種ではないかと考えられましたが、遺伝子検査により異なる品種であることが明らかになっています。
おすすめワイン
アルバリーニョを使用したおすすめワインを紹介させていただきます。
心自閑(こころおのずからかんなり) アルバリーニョ
・地域:コステルス デル セグレ
・品種:アルバリーニョ
以前はもう少し手に入りやすい価格だったのですが、2018年ヴィンテージから値上がりしたようです。。。しょうがないですね。
凝縮したフルーツの華やかな香りと体になじみ、染み込む味わいが素晴らしいワイン。
記念日などのタイミングで、是非お試しください。
最後に
今回はアルバリーニョについてお話させていただきました。
あまり有名ではないブドウ品種ですが、初夏などにぴったりですので、是非見かけたらお試しくださいヽ(^o^)丿