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アギオルギティコとは?品種の特徴やシノニム、産地、オススメワインを解説

ブドウ品種

アギオルギティコ

ワイン好きの方でも、この言葉はあまり聞き慣れていない単語だと思います。聞き慣れていないでしょうし、言いづらい。

しかしアギオルギティコはギリシャで最も重要な品種のうちのひとつなのです。

今回はこのアギオルギティコについて解説します。

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アギオルギティコとは

アギオルギティコ(Agiorgitiko)は主にギリシャで栽培されている黒ブドウ品種です。

土着品種の数が多いギリシャの中でも特に代表的な品種です。

2015年の時点では、アギオルギティコがギリシャで最も栽培面積の広い黒ブドウ品種でした。

シノニム

アギオルギティコのシノニムとして挙げられのは、サンジョルジュとネメアです。 ネメア(サンジョルジュ)は後述するアギオルギティコの代表的な産地なのですが、その産地名が品種名としても使用されています。

どれだけネメアにとってアギオルギティコが重要な品種であるかがわかりますね。

アギオルギティコの特徴

アギオルギティコを使用したワインの色合いは濃厚で、深みがあります。

香りは赤系果実の香りが中心的で、豊かな酸味と柔らかなタンニンが特徴的です。 酸味は比較的穏やかですので、しっかりとした果実味が感じられるワインがお好きな方には大変おすすめなブドウ品種です。

また、アギオルギティコはポリフェノールの含有量が高いことも特徴のひとつとして挙げられ、同じくポリフェノール含有量の多いカベルネ・ソーヴィニヨンとブレンドされることが多くあります。

アギオルギティコの主な産地

ここまでに何度も出ているように、ギリシャが主な産地です。

特にネメアはアギオルギティコの原産地として知られており、重要なアギオルギティコの産地です。

ネメアはギリシャ神話において最大の英雄であるヘラクレスが、恐ろしい獅子を退治した地。

そのためアギオルギティコを使用したネメア産の赤ワインはヘラクレスの血と呼ばれています。

なんだかロマンティックですね。

ネメアは標高250〜850mに広がるワイン産地です。ネメアの中でも比較的標高の高いところで栽培されたアギオルギティコが、特に高い評価を得ています。

アギオルギティコのオススメワイン

アギオルギティコを使用したおすすめのワインを紹介させていただきます。

クルタキス クーロス・ネメア


・生産国:ギリシャ

・地域:ネメア

・品種:アギオルギティコ


アギオルギティコの代表的なワイン産地、ネメアで造られた赤ワインです。

ネメアでは伝統的にオーク樽を使用して赤ワインを熟成させていますが、この赤ワインはオーク樽熟成を5〜6ヶ月と限定的に行うため、エレガントでモダンなスタイルに仕上げられています

豊富な酸とタンニン、スムーズな口当たりが印象的な赤ワインです。

最後に

今回はギリシャを代表する黒ブドウ品種であるアギオルギティコについて解説させていただきました。

アギオルギティコを使用したワインはスーパーなどではなかなか見かけないかもしれません。

だからこそ、見かけたときには是非試してみてくださいね^_^

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