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クシノマヴロとは?品種の特徴や産地、おすすめワインをご紹介

ブドウ品種

「好きなブドウ品種は?」という問いかけに、「クシノマヴロです!」と答える方は少ないのではないでしょうか( ;∀;)

それもそのはず。

クシノマヴロは土着品種として古くから栽培されていますが、あまり知名度は高くないブドウ品種なのです。

今回はこのクシノマヴロをご紹介します。

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クシノマヴロとは?

クシノマヴロ(Xinomavro)とは、ギリシャで古くから栽培されている土着品種です。

主に赤ワイン用として栽培されていますが、ロゼやスパークリングワイン、甘口ワインにも使用されています。

単一品種で使用されることは少なく、メルロやシラーなどとブレンドされることが多いようです。

クシノマヴロという名称の由来

「クシノマヴロ」とはずいぶんと変わったブドウ品種名のように感じます。

しかしこの品種名は非常にわかりやすい言葉を繋げてできたブドウ品種名です。

クシノ(Xino)は「酸」を表し、マヴロ(Mavro)は「黒」を表す言葉なのです。

「黒」と「酸」

このブドウ品種の特徴がなんとなく掴めてくるのではないでしょうか。

品種の特徴

クシノマヴロは「黒・酸」という意味であるように、しっかりとした酸味が特徴的なブドウ品種です。

ワインは比較的明るい色合いであることと、その特徴的な酸味の強さから、「ピノ ノワールやネッビオーロと似ている」と表現されることが多くあります。

タンニンが比較的強固なワインもあるので、個人的にはピノノワールよりも、ネッビオーロに近い印象があります。

そのふたつの品種とクシノマヴロには類似性はあるのですが、どうやら遺伝的には関係ないようです。

クシノマヴロの産地

クシノマヴロはギリシャの土着品種であり、主にギリシャのナウサ地区・アミンデオン地区で栽培されています。

特に重要な産地として挙げられるのは、ナウサ(Naoussa)です。

ナウサは1971年にギリシャで最も早く原産地呼称を受けた由緒あるワイン産地のひとつです。

このナウサの赤ワインでは、クシノマヴロが単一品種で使用されているのです。

ブレンドされることの多いクシノマヴロで単一品種のワインは珍しく、ぜひ試していただきたいワインです。

クシノマヴロを使用したおすすめワイン

クシノマヴロを使用したおすすめワインをご紹介します。

なかなかスーパーやワインショップで見かけることは少ないと思うので、ぜひネットで購入してみて下さいね。

ナウサ ジューヌ ヴィーニュ ド クシノマヴロ

・生産国:ギリシャ

・地域: ナウサ

・品種:クシノマヴロ100%

クシノマヴロの代表的産地であるナウサからおすすめの一本です。

品種の特徴を把握するには、やっぱり該当品種100%のワインを飲むのが一番

生産者はドメーヌ ティミオプロスです。

かすかに海苔のようなミネラルの香り。

優しい口当たりと、ふくよか過ぎずに抑えられたジューシーな果実味。

タンニンは親しみがあり、やわらかく口の中に広がります。

綺麗なクシノマヴロです。

そしてこの価格帯。家呑み用赤ワインとして重宝間違いなしです。おすすめ!!

最後に

今回はギリシャの土着品種であるクシノマヴロについてご紹介させていただきました。

お手頃な価格帯のワインも多いので、ぜひ試してみてくださいね。

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