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ペコリーノとは?ブドウ品種の特徴や産地、おすすめワイン

ブドウ品種

皆さんはペコリーノという言葉を聞いたことがありますでしょうか?

shinya
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なんだかポケモンにいそうな名前ですね、ペコリーノ。

ワイン用ブドウ品種なのですが、同名のチーズがあるので聞いたことがある方もいると思います。

今回はこのワイン用ブドウ品種、ペコリーノについて説明します。

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ペコリーノとは

ペコリーノとは、主にイタリアで栽培されている白ブドウ品種です。

ペコリーノとはイタリア語で「羊」を意味しており、羊乳から作られるペコリーノチーズと同名のブドウ品種です。

羊乳由来の柔らかくミルキーな味わいが特徴的。

羊乳から造られるチーズがペコリーノなのはわかるのですが、なぜブドウ品種をペコリーノと呼ぶのでしょうか?

その由来には多くの説があります。

・羊が好んでこのブドウを食べていた
・羊にエサとして与えるほど質の悪いものだった
・羊飼いがこの葡萄の苗も売っていた
・羊を呼ぶ笛がこの葡萄の樹で作られていた

などなど様々な説がありますが、どれもやはり羊に関係しているようです。

このペコリーノのというブドウ品種の果実は熟すのが早く、薄い皮が特徴です。

皮が薄いとカビなどの病害にかかりやすいため、栽培に手間がかかります。

shinya
shinya

果皮が薄かったのでやはり羊が食べやすかったのかもしれませんね。

ペコリーノは一時絶滅を危惧されたブドウでありましたが、近年は徐々に生産が増えています。

特徴

ペコリーノを使用したワインは、比較的薄い黄色の色調が多く、白桃や洋梨といった華やかな香りが特徴的です。

小切のいい酸味があり、熟れたフルーツのニュアンスが感じられつつ、まろやかな味わいをもちます。

余韻に苦味があるワインが多く、フルーティーながら締まった印象があります。

主な産地

ペコリーノは、主にイタリアのアドニア海沿いで栽培されている土着品種です。

その中でもマルケ州とアブルッツォ州で主に栽培されています。

マルケ州南部のオフィーダの町は長い歴史を持つ観光地ですが、ペコリーノ栽培の中心地でもあります。
以前はDOCでしたが2011年にオフィーダ(Offida)はDOCGに昇格し、オフィーダ ペコリーノとしてペコリーノを使用したワインをが生産されています。

おすすめワイン

ペコリーノを使用したおすすめワインを紹介します。

マラミエーロ ペコリーノ

マラミエーロが造るクリーミーさと軽快な酸が特徴的な白ワイン。
・生産国:イタリア
・地域:アブルッツォ
・品種:ペコリーノ

アブルッツォの雄、マラミエーロが造る白ワインです。

溢れるトロピカルフルーツの香りとほろ苦さ、病みつきになる一本です。

最後に

今回はブドウ品種のペコリーノについてお話しさせていただきました。

イタリア料理店やワインバーで見かけたら、ぜひ試してみてください。

ペコリーノチーズと合わせると、なんだか素敵かも!?

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