あまり日本ワインを選ばない私ですが、今回は日本ワインを購入してみました。
日本で最もワイン用ブドウの栽培が盛んな山梨県のワインです。
是非参考にしてみてくださいね。
シャトーメルシャン 山梨 甲州をテイスティング
「シャトーメルシャン 山梨 甲州」は日本のワイン生産の原点ともいえる大手、シャトーメルシャンが造る白ワインです。
この『山梨 甲州』はシャトーメルシャンが造る「テロワールシリーズ」のひとつです。
テロワールシリーズとは、各ワイン産地の個性を引き出すことを目指したシリーズです。
山梨 甲州のほかにも、穂坂マスカットベリーAや城の平、双葉 甲州など様々なワインがリリースされています。
・地域:山梨
・品種:甲州
棚式栽培された甲州を100%使用。
発酵と熟成にはステンレスタンクといオーク樽を併用しています。
2020年には記載がありませんが、2018年ではシュール・リー製法を用いていたようなので、2020年もシュール・リーかもしれません。
シュール・リー(Sur Lie)はフランス語で「澱の上に」という意味です。
発酵を終えた後にもワインと澱を触れさせておくことで、ワインに厚みや複雑味をもたらすとされている製法です。
フランスのロワール地方で栽培されているミュスカデを使用したワインでは、よく用いられている製法ですね。
あまり品種の個性が強くはない甲州でも使用されることが多いです。
Tasting

2020
色合いは白に近い。微かに緑がかっている。
脚ができておりディスクは厚く、粘性があるようだ。
香りのアタックはイースト、米、吟醸香。フルーツのニュアンスは少ない。
口当たりにはちりちりとした酸とクリスピーな味わい。ドライ。
厚みは抑えられ、すっきりとした印象。余韻で口の中にまとわりついた甘味が軽く残る。酢飯と相性が良さそう。(2022)
最後に
今回はシャトーメルシャン 山梨 甲州についてお話させていただきました。
皆様も見かけましたら購入してみてくださいね。