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ソアーヴェ スペリオーレとは?特徴や産地、おすすめワイン

ワイン産地

イタリアワインといえば赤ワインをイメージする方も多いとは思いますが、もちろん白ワインも生産しています。

そんなイタリアの白ワインで最も知名度が高いワインのひとつがソアヴェです。

今回はこのソアヴェについて解説させていただきます。

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ソアヴェとは?

ソアヴェ(Soave)はイタリアのヴェネト州ヴェローナ県のソアヴェ地区で生産されている白ワインです。

ヴェネト州は緑色の地域です↓

ヴェローナ県はヴェネト州の西側に位置しており、ロンバルディア州と接している地域です。

ヴェローナ県はガルダ湖の影響によりヴェネト州の中では温暖なエリアとなっており、ソアヴェ地区は火山性土壌に石灰質土壌が混ざった土壌構成となっています。

ソアヴェのブドウ品種

ソアヴェは主にガルガーネガが使用されています。

このガルガーネガを70%以上使用し、トレッビアーノ ディ ソアヴェを30%までブレンドすることが認められています。

ソアヴェとソアヴェ スペリオーレ、クラシコ、レチョート

ソアヴェはDOCですが、ソアヴェ スペリオーレ(Soave Superiore)2001年にDOCGに昇格しています。

DOC、DOCGについてはこちら↓

DOC、DOCGとは?イタリアのワイン法
イタリアにはDOCGという格付けがありまして、そのうちの一つがバローロやキャンティ、ブルネッロ ディ モンタルチーノです。このDOCGとは何なのでしょうか?今回はこのDOCGを知るために、イタリアのワイン法についてわかりやすくお話しさせていただきます。

ソアヴェ スペリオーレの方がソアヴェよりも規定が厳しく、最低アルコール度数が12%以上、最低瓶内熟成期間が3か月などの規定をクリアしたものがソアヴェ スペリオーレを名乗ることができます。(リゼルヴァは最低アルコール度数12.5%以上)

知名度のせいなのか、スペリオーレを名乗ることができてもソアヴェのままリリースしているワイナリーも多いようです。あらあら。

クラシコ(Classico)ソアヴェ地区で古くからブドウが栽培されているエリアで付けることができます。

ソアヴェ地区の東と北にそびえる丘陵地帯が主にクラシコ地区に規定されています。

また、レチョートという陰干しブドウを使用した甘口スタイルのワインも生産されています。

ソアヴェの特徴

ソアヴェはフレッシュで軽やかな果実味が特徴的です。

収量の規定が緩いため、重厚なスタイルというよりは爽快感が売りのスタイルが多くみられます。

クラシコ地区では収量をぐっと低く抑え果実の凝縮感やミネラル感の強い高品質なワインも生産されています。

ソアヴェのおすすめワイン

ソアヴェのおすすめワインをご紹介します。

ソアヴェ クラシコ ルンカリス ファットーリ

バランスが良く非常に上品なソアヴェ。
・生産国: イタリア
・地域:ヴィネト州
・品種:ガルガーネガ

古くから栽培されているクラシコ地区の白ワインです。

バランスが良く、お勧めです。

こちらの記事でテイスティングもしています。

最後に

今回はソアヴェについて解説させていただきました。

イタリアの白ワインでは最も有名なワインのひとつですので、レストランで見かけることも多いと思います。

是非お試しください('ω')ノ

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