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食後酒とは?おすすめのお酒や楽しみ方を紹介

ワインコラム

食後酒とは、その名の通り食後に楽しむお酒のことです。

この食後酒を楽しむことで、より外食の時間やお家での食後のひとときが贅沢な時間になるでしょう。

しかし食後酒を楽しみたいと思っても「何を飲めばいいかわからない」という方に向けて今回はこの食後酒について解説します。

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食後酒とは

食後酒とは食後に楽しむお酒のことです。

お食事と合わせて楽しむお酒ではなく、そのお酒単体で飲んで満足感が高いものが食後酒として楽しまれています。

単体で飲むとは言っても、食後のデザートやチーズなどと合わせることもありますし、好きな方はもちろん食中に飲んでも構いません。

どのようなものが食後酒に向いているのか

食事を終えたばかりですので、基本的にはお腹は満腹に近い状態だと思います。

そのためお腹にたまるビールやスパークリングワインといった泡ものや、液量のあるロングカクテルではなく度数の高い蒸留酒やショートカクテルなどの濃い味わいのお酒が向いています

『濃い味わい=アルコール度数が高い』ものが多いので、少量をゆっくりと飲むようにすると食事時間の余韻を楽しむことができます

ロングカクテル=液量が多く、低アルコール
ショートカクテル=液量が少なく、高アルコール

ナイトキャップとは

ナイトキャップとは眠る前に飲むのに適したお酒のことです。

眠気を誘うようアルコール度数が高く味わいは甘く飲みやすいものが好まれています。

そう考えると甘いホットカクテルはナイトキャップに最適なお酒と言うことができますね。

アイリッシュウイスキーとコーヒー、生クリームを使用したカクテル『アイリッシュコーヒー』最も有名なホットカクテルのひとつですね。

代表的な食後酒を紹介

ここからは代表的な食後酒をご紹介させていただきます。

気になるものがありましたら是非試してみてくださいね。

デザートワイン(甘口ワイン)

デザートとして楽しんだり、デザートのような甘さをもつ甘口ワインのことデザートワインと呼びます。

ヨーロッパには甘いものには甘いものを合わせる風潮があるので、多くの場合デザートの際にはデザートワインを合わせて楽しみます。

日本では甘い和菓子と一緒に苦いお茶を飲んでいたので、少し不思議な感覚ですね。

甘口ワインには貴腐ワインや遅摘みワイン、ポートワインなど様々な種類があります。

詳しくは別の記事で解説しています。気になる方は参考にしてみてください。

ブランデー

ブドウが原料の蒸留酒を一般的にはブランデーと呼びます。
(実際には果物が原料の蒸留酒をブランデーと呼び、ブドウ原料のブランデーはグレープブランデーと呼びます)

フランスではコニャックやアルマニャックが有名なブランデー産地ですが、りんごから造られたブランデーであるカルヴァドスもフランスで造られています。

ブランデーは香りを楽しむお酒とも言われており、強い香りが特徴です。

魅惑的で華やかなフルーツの香りを嗅ぐだけで素敵な食後の時間を過ごせること間違いなし……

グラッパやマールといった粕取りブランデーも人気があります。

粕取りブランデーはブドウの搾りかすから造られた蒸留酒です。味わいは強烈ですが、どこか体の中がすっきりとする印象です。

ショートカクテル

先ほど言ったように、液量の多いロングカクテルに対して、アルコール度数が高く液量の少ないカクテルはショートカクテルと呼びます。

好みもありますが、一般的に食後酒に適しているのはショートカクテルです。

マティーニやギムレット、マンハッタンなどは代表的なショートカクテルです。

食後はマティーニのようなドライなものではなく、甘みのあるショートカクテルがオススメです。

ドライなショートカクテルは胃を刺激して食欲を増進するということで、食前酒で楽しむ方もいらっしゃいますね。

shinya
shinya

空腹で高アルコールのカクテルを飲むときには注意が必要です!大切な食事を前に酔いつぶれてしまうかも!

ラム

ラムサトウキビから作られた蒸留酒です。

食後酒で召し上がる場合は透明なホワイトタイプではなく、カラメル添加や樽熟成を行った色の濃いダークラムがオススメです。

甘みのあるダークラムタバコやシガーとの相性が良く、贅沢な時間を演出することができるでしょう。

※シガーをお店で吸う場合、香りが強いので周りのお客様へご配慮下さい。

ウイスキー

近年のハイボールブームにより、若い方でもウイスキーを召し上がる方が増えてきました

しかしまだまだロックやストレートで召し上がる方は少ないように感じます。

食中酒であればソーダ割りや水割りの方が向いていますが、食後酒であればゆっくりとそのまま飲むのも良いのではないでしょうか?

ウイスキーに関する情報はこちらのメディアがお勧めです↓Whiskeen(ウイスキーン)はウイスキー好きが運営するWebメディアです。各ウイスキーの紹介や蒸留所スタッフのインタビュー記事など、ウイスキー好きに嬉しい情報が満載です。

食後酒としておすすめな銘柄

先ほどはどういったものが食後酒であるのかを紹介しましたが、こここではもう一歩踏み込んで、私のおすすめな食後酒の銘柄をご紹介します。

お家で楽しむのも良し、お店で見かけたら頼んでみるのも良しです。

是非参考にしてみてくださいね。

ソーテルヌ

貴腐ワインと言えばフランスのボルドー地方、ソーテルヌ地区のものが極上です。

貴腐菌の影響により甘みが凝縮したブドウから造られた甘口ワインです。

ソーテルヌとはフランスのボルドー地方にある産地のことを指しており『世界三大貴腐ワイン』のひとつとして知られています。

チョコレート系とも合うのですが、クリーム系やフルーツ系の方がより好相性です。

アイスワイン

凍らせたブドウから搾る甘味ある果汁から造られた甘口ワインです。

ブドウが凍るまで収穫時期を遅らせ、凍ったブドウから甘みの凝縮した果汁を搾って造られたワインです。

カナダが有名産地ですが、ドイツなどでも生産されています。

カルヴァドス

りんごが原料のブランデー。XOは長期熟成品の証。

フランス北部、ノルマンディー産のりんごが原料のブランデーです。

華やかな香りが特徴で、ストレートやロック、またはトニックウォーターで割っても楽しむことができます。

グラッパ

イタリアワインの王様バローロでも使用されるネッビオーロ種を使用したグラッパ。華やかさと余韻の長さが特徴。

イタリアンレストランでの食後酒といえば、グラッパです。

ワイン用に果汁を搾ったブドウの粕から造られたブランデーです。

果皮の香りが強く感じられ、主にストレートで楽しみます。

特徴的な形をしたグラッパ専用グラスも販売されています。お家にグラッパグラスがあると食後酒を楽しむ雰囲気がぐっと上がります。

グラッパをくいっと飲むのに適したグラッパグラス。グラッパの持つ華やかな香りを逃がしません。

グラッパはイタリアで造られている蒸留酒なのですが、本場であるイタリアではエスプレッソにグラッパを入れる文化があるようです。

マンハッタン


ウイスキーとヴェルモット ロッソを使用した、ショートカクテルです。

ウイスキーにヴェルモットでほのかに甘みを加えた、繊細なカクテルです。

グラスホッパー


ミントリュールとホワイトカカオリキュール、生クリームを入れたショートカクテルです。

組み合わせから想像できるようにチョコミントのような味わいなので、まさにデザートを食べているような気持ちになります。

お店によってはふんわりとムース状にしたり、飲みやすく液体状にすることがあります。

シーバスリーガル ミズナラ

日本固有のミズナラの木を使用した樽で熟成されたウイスキー。メロウで柔らかな甘味。

日本固有のミズナラの木を使用した樽で熟成を行ったスコッチウイスキーです。

甘みがあり飲みやすく、ロックがオススメです。

燻酒

スコットランド、アイラ島の蒸留所のどこかの原酒を瓶詰したシングルモルトウイスキー。ピーティーなニュアンスで爽やかささえ感じられる。

スコットランド、アイラ島のシングルモルトウイスキーです。

アイラ島のうちのどこの蒸留所産なのかは秘密にされています。

燻酒という名の通り、強い燻製の香りが特徴です。

ストレートにピートの香りが感じられるので、一日をすっきりとした気持ちで締めくくることができます。

最後に

今回は食後酒について解説させていただきました。

レストランで食後酒を楽しまれていると、店側はとても嬉しい気持ちになります。

もちろん売上的な理由はありますが「この人ほんとうにお酒が好きなんだな~」と感じるからです。

是非皆さんも食後酒を楽しみましょう。

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