あまり馴染みのない品種ですが、『グロロ』を使用した赤ワインをテイスティングしました。
今回はテール ダルドワーズ グロロをご紹介させていただきます。
テール ダルドワーズ グロロをテイスティング
↑テイスティングしたのはこちらの生産者のグロロです。
・生産国: フランス
・地域:ロワール
・品種:グロロ
・地域:ロワール
・品種:グロロ
生産者名はテール ダルドワーズです。
1880年から続く家族経営のワイナリーであり、現在はヴァンサン ルブルトンが運営しています。
ワイナリー名であるこのテール ダルドワーズはそのまま『スレート土壌』を意味しています。
スレート土壌とは日本語だと『粘板岩』と呼ばれています。
粘板岩はミネラルが豊富な土壌で、国によっては『シーファー』『シスト』とも呼ばれています。
そのようなことからテール ダルドワーズのワインには強いミネラルが感じられます。

テール ダルドワーズではグロロだけでなく、ソーヴィニヨン ブランやロゼ ダンジューもリリースしています。
Tasting
2020
濃い目のルビー色。
香りは土のニュアンスや野性味、ザクロ、アメリカンチェリー。
柔らかな口当たりとしなやかなボディ。
サンは穏やかだがエキス感のある果実味。
細かなタンニンと緩やかな収斂性。
余韻には鉄のようなミネラルが残る。(2022)
最後に
今回はテール ダルドワーズ グロロをご紹介させていただきました。
グロロを試したことがない方、是非お試しください。