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グロロとは?品種の特徴や産地、おすすめワイン

ブドウ品種

皆様はグロロというブドウ品種を聞いたことがありますか?

ナチュラルワイン好きな方であれば、グロロという品種をもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。

今回はそんなグロロというブドウ品種について解説させていただきます。

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グロロとは

グロロは主にフランスのロワール地方で栽培されている黒ブドウ品種です。

Grolleauと表記するためグロローとも呼ばれています

この特徴的な名前はフランス語でカラスを表すゴル(Grolle)が由来となっているようです。

グロロの果皮は濃い紺色のような色合いであり、造られるワインも黒みを帯びていることから、その色合いをカラスの羽の色に例えたようです。

有名なブドウ品種であるメルロも鳥の名前が由来となっている品種です。

メルロは鳥のつぐみを表すメルルが由来となっています。

ブドウ品種名の由来は調べてみると面白いですね。こちらにもまとめてあります。

グロロの特徴

先述したように、グロロの果皮はカラスのような濃い紺色です。

出来上がるワインも黒みを帯びてはいますが、味わいは柔らかな果実味と鉄を思わせるミネラルが特徴的です。

濃い色調ながらタンニンの主張は強すぎずフレッシュな酸とフルーティーさを感じるワインが多い印象です。

グロロは赤やロゼで使用されるだけでなく、スパークリングワインにも使用されているブドウ品種です。

ナチュラルワインの生産者では、グロロを使用したペットナットもリリースされています。

※ペットナット=ペティアンナチュラルという意味で、『自然な造り方をした微発泡ワイン』のことです。

グロロの産地

グロロは主にフランスのロワール地方で栽培されているブドウ品種です。

ロワール地方のトゥールが原産地とされており、特にアンジュー地区では最も重要なブドウ品種のひとつです。

その中でもロゼ ダンジューはグロロを代表するアペラシオンです。

ロゼ ダンジューとは

ロゼ ダンジューとはその名の通りアンジュー地区で造られるロゼワインの呼称です。

グロロやカベルネ フラン、ガメイが主に使用されほんのり甘いタイプのロゼワインが生産されています。

南フランスのプロヴァンスのロゼ、ローヌのタヴェルのロゼ、そしてこのロゼ ダンジューを合わせてフランスの三大ロゼと呼ぶこともあります。

グロロを使用したおすすめワイン

グロロを使用したおすすめワインをご紹介させていただきます!

品種の特徴がわかるようにグロロを100%使用したワインを選ばせていただきました。

ドメーヌ レ グランヴィーニュ グロロー ルージュ

・生産国: フランス
・品種:グロロ

フレッシュさと豊かな果実味が特徴的な赤ワインです。

グロロの良さが凝縮されていますので、是非お試しください。

最後に

今回はグロロについて解説させていただきました。

あまり見かける品種ではありませんので、是非ネットで注文してみてくださいね。

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