だいぶ暑い日が増えてきました。
この時期はどうしてもビールやハイボールが恋しくなってしまいます。
けれども、「私はいつでも赤ワインが飲みたい!」という赤ワインラヴァーの方向けに、夏バテでも大丈夫、するりと飲むことができる赤ワインをご紹介します。
今回は値段もお手頃な物ばかりです。
ぜひお試し下さい。
夏におすすめ!するりと飲める初心者向けの赤ワイン4選
今回選んだワインは4本と本数自体は少ないのですが、その分しっかりと厳選させていただきました。
暑い夏、こちらの赤ワインを飲んで乗り切りましょう~。
是非お試しください。
ブルゴーニュ エピヌイユ ルージュ ドメーヌ フルニョン
・地域:ブルゴーニュ
・品種: ピノノワール
ブルゴーニュ地方からおすすめの一本です。
『エピヌイユ』という言葉はあまり聞いたことがないかもしれません。
このエピヌイユはブルゴーニュ北部のシャブリ地区北東にある村の名前で、ブルゴーニュでもかなり北側の産地です。
シャブリについて詳しくはこちらを参考にしてください。
こちらの赤ワインの生産者は『フルニョン』。
フルニョンはシャブリも生産しており、そのコストパフォーマンスの高さから高い評価を得ています。
北部のワインらしくしっかりとした酸味が特徴的。
赤系果実のニュアンスが強く、フレッシュな味わいです。
冷やして飲むと、クランベリージュースやアセロラのような味わいになるので、飲みやすくて良いですね。
キアンティ ルフィーナ
・地域:トスカーナ
・品種:サンジョヴェーゼ主体
イタリア、トスカーナ州産のキアンティです。
キアンティはイタリアワインでは有名な銘柄の赤ワインであり、ルフィーナはキアンティの地域の中でも標高の高いエリアです。
キアンティについて詳しくはこちらをご覧ください。
標高が高く、昼夜の温度差があるので、きれいな酸味が葡萄にもたらされます。
綺麗な酸味と、伸びるミネラル、余韻のくっきりとしたタンニンが心地良い赤ワインです。
ル プティ コショネ メルロ
・地域:南仏
・品種:メルロ
人気のあるメルロを使用した、南フランス産の赤ワインです。
メルロはフランスではボルドー地方で広く栽培されており、日常消費用ワインから高級ワインまで様々なタイプの赤ワインが生産されています。
ボルドー産メルロの最高峰と言えば、やはりポムロール地区で造られているシャトーペトリュスでしょう。
まさにボルドーを代表する高級ワインです。
お、お高い……!!
この高級ワインを生むメルロですが、南フランスでも広く栽培されています。
南仏産は比較的コストパフォーマンスの高いものが多く、南仏メルロは飲食店でもよくグラスワインで使われています。
そしてこちらのワインは可愛い豚の絵のワイン!ビストロにぴったりですね~。
とてもナチュラルな味わい、酸味やタンニンの主張は強くなく、体になじむ赤ワインです。
様々な食事と合わせやすいです。お家に一本置いておくと便利です。
サリーチェ サレンティーノ ロッソ レゼルヴァ ポッジョ レ ヴォルピ
・地域:プーリア
・品種:ネグロアマーロ
イタリアのかかと!プーリア州で造られた赤ワインです。
ネグロアマーロという、果実味の強い品種を使用しています。
そして何より安いです!!
高い温度で飲むと少し果実味が主張され過ぎてしまいます。
個人的には少しの間冷蔵庫で冷やした状態がおすすめです。
少し温度を下げてあげるだけで、果実味がタイトに感じられます。
バランス的に酸味が強調されるので、果実味がありながらもさっぱりとした印象に変わります。
熟した果実の香りと、まろやかなバニラのニュアンスが特徴的な、ベリー系の赤ワインです。
お値段もお手頃ですし、迷われたらこちらをお勧めします♪
最後に
今回は夏にもおすすめな赤ワインを4本ご紹介させていただきました。
気になるワインはありましたでしょうか?
お手頃なお値段の赤ワインをお選びしましたので、家呑み用に是非購入してみてください。
夏でも赤派な初心者の方向けのおすすめワイン4選でした。