今回は最近お気に入りのリッカテッラが造るオレンジワインをテイスティングしました。
非常に華やかでフルーティーですので、是非試してみてくださいね。
リッカテッラ スキンコンタクト フィールドブレンドをテイスティング
・地域:南オーストラリア
・品種:トレビアーノ、グレコ
生産者はリッカテッラ。
オーストラリアの南オーストラリア州、リヴァーランドに70haもの自社畑をもつ生産者です。
自社畑には45種類にも及ぶブドウ品種を栽培しております。
さらにそのほとんどはオルタナティブ品種です。
※オルタナティブ品種とはその土地ではもともと栽培されていなかった代替品種のことであり、『土着品種』とは逆の意味合いを持ちます。
醸造はバロッサヴァレー内の信頼できる生産者に委託しています。

こちらのワインはワイン名にオレンジという表記はありませんが、スキンコンタクトという表記があります。
このスキンコンタクトとは「果皮を果汁に漬け込んでいますよ」という意味です。
元々香りの個性が弱いブドウ品種の白ワインにおいて利用されていた技法になりますが、簡単に考えるとこのスキンコンタクトの期間が長いとオレンジワインということができます
そしてフィールドブレンドとは同じ畑で収穫されたことを表しています。
同じ畑で手摘み収穫されたトレビアーノとグレコを野生酵母を利用してステンレスタンクで混醸、30日間のスキンコンタクトを施しています。
ノンフィルター。清澄剤不使用。
Tasting
2022
淡い黄色。微かに濁りがあり、粘性は高い。
香りはパイナップルやマンゴー、グァバ、メロン、熟れたフルーツやハーブも混ざる。
アタックはとろみがあり、パイナップル果汁のようなジューシーな味わい。
酸味は浅く穏やかで、余韻には心地よいほろ苦さが残る。(2023)
最後に
今回はリッカテッラのスキンコンタクト フィールドブレンドをテイスティングさせていただきました。
こちらのワインのジューシーな味わいは、ワインが苦手な方にも是非試していただきたいです。
美味しいですよ。