とてもコストパフォーマンスの高い、南フランスのピノノワールをご紹介します。
ワインショップで「これがあれば、もうブルゴーニュはいらない」と書いてあったので気になり購入してしまいました。
なかなか面構えも良いですね。
今回ご紹介するのはシュマン ド マルキエール ペイドック ピノノワールです。
シュマン ド マルキエール ペイドック ピノノワールをテイスティング

・地域:ランクドック地方
・品種:ピノノワール
醸造コンサルタントのグザヴィエ ロジェ氏がリリースしたワインです。
カスレで有名な、カルカッソンヌから南に30km行ったところに畑があります。

私は熱々のカスレが大好きです!
ラングドックの中でも比較的涼しいエリア、かつ標高が300mとブルゴーニュに非常に似ている地域とされています。
ブドウはラングドックで最も大きいピノノワール生産者である、アンヌ ジョワイエーズが栽培しています。
ブルゴーニュ的というふれこみでしたが、私はブルゴーニュというよりは、カリフォルニアのピノに近いように感じます。
しかしこのお値段でこのパフォーマンスはお買い得です。
Tasting
2016
ブルゴーニュグラスでいただきました。
注いでからすぐに香ります。香りがとても強く、ブルゴーニュグラスでも負けていません。
色合いは少し紫がかかった、淡めなガーネット。
香りは強く、イチゴの香りが特徴的です。その中にスパイスや深みがあるスミレ、土のニュアンスもあります。
チャーミングというよりは抽出もある程度しており、落ち着いた印象があります。
口当たりはスムーズで、酸味は浅く引き締めます。果実味がしっかりと感じられ、南のワインと感じます。
収斂性はあまり強くないが、タンニンは程よくあり、甘い果実味を引き締めます。(2018)
最後に
今回は南フランスのピノ ノワールから造られた赤ワインを紹介させていただきました。
コストパフォーマンスが高いので、ぜひ家のみワインのレパートリーに入れてくださいね。