辛口白ワイン用品種として人気のあるソーヴィニヨンブランは、様々な国・地域で栽培されています。
フランスのロワール地方やニュージーランドが有名ですが、ボルドー地方も忘れてはいけません。
今回はボルドー地方のソーヴィニヨンブランを使用した白ワインをご紹介させていただきます。
シャトー レイノン ブランのテイスティングコメント
・地域:ボルドー
・品種:ソーヴィニヨンブラン
シャトーレイノンは、15世紀からあるシャトーを、1958年にジャック ディヴィッド氏が購入したことにより発展していきます。
全面的に畑を植え替え、ブドウ栽培からワイン造りを見つめなおしていきます。
その甲斐もあり、徐々にシャトーレイノンのワインは評価をあげていきました。
1976年にはジャック氏の娘婿である、ボルドー大学の醸造学者、デュブルデュー教授がワイナリーを引き継いでいます。

このワイナリーを引き継いだデュブルデュー教授はワイン界では名の知れた人物です。
デュブルデュー教授は白ワインの権威として知られる人物です。
白ワインにスキンコンタクト(マセラシオン ペリキュレール)を導入した人物のようですね。
そのような功績からか、ボルドー白ワインの『法王』とも呼ばれています。
そんなデュブルデュー教授が所有するワイナリーが造るボルドー産白ワイン。
試してみたくはありませんか?
現在は除草剤を使用せず、有機肥料を使用し、環境に配慮したワイン造りを行なっています。
Tasting
香りはしっかりとパッションフルーツや桃と、青いハーブが香ります。
その中にかすかにウッディさと、ロースト感、アルコール由来の清涼感を感じます。
口当たりのほのかな粘性が柔らかく、強く太めな酸味、まろやかな果実感がバランスよく感じられます。
最後に
今回はボルドー地方のソーヴィニヨンブランを使用した白ワインを紹介させていただきました。
ロワール地方やニュージーランドだけでなく、たまにはボルドー地方もいかがでしょうか?