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コルビエールとは?産地の特徴やブドウ品種、おすすめワインの紹介

ワイン産地

コルビエールラングドック・ルーション地方に位置するワイン産地です。

ラングドック・ルーションはコストパフォーマンスの高いワインがたくさん生産されていますので、是非試してみてください!

今回はそんなコルビエールについて解説させていただきます。

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コルビエールとは?

先述した通りコルビエール(Corbières)ラングドック・ルーション地方に位置するワイン産地です。

ラングドック・ルーション地方はフランス南部、地中海沿岸に広がっています。

ロゼワインの産地として知られるプロヴァンス地方とラングドックルーションはローヌ川を境に隣接しており、両産地とも様々なワインを生産しています。

コルビエールはラングドック・ルーション地方のうちオード県の87もの村認められたワイン産地(AOC)です。

ナルボンヌからカルカッソンヌにまで広がる広大な地域です。

カルカッソンヌは白いんげん豆の煮込みである『カスレ』の発祥の地としてしられています。(カスレ発祥の地は諸説あるようです)

また、カルカッソンヌは城塞都市としても有名です。

写真はカルカッソンヌ城です↓

コルビエールの特徴

コルビエールは広大な地域であるため、土壌や気候も地域によって様々です。

基本的には地中海性気候の影響を受け、たっぷりとした果実感をもつワインが多く生産されていますが、コルビエールの西側など大西洋気候の影響を受けている地域もあるようです。全体的に乾燥した夏が特徴的で、凝縮感のあるブドウができあがります。

コルビエールでは赤・ロゼ・白ワインの生産が認められており、使用できるブドウ品種も多いため幅広い味わいのワインが生産されていますが、生産量の約90%は赤ワインが占めています。

コルビエール ブートナック

コルビエール ブートナック(Corbières Bouenac)は2005年にコルビエールから独立したAOCです。

ブートナック村を中心とした10カ村での生産が認められています。

認められているワインは赤ワインのみで、「カリニャンを30%以上使用」「カリニャン、グルナッシュ、ムールヴェードルで全体の70%以上」「1品種で80%を越えてはいけない」などの厳しい規定があります。

ブートナック村は砂利質で水はけの良い土壌が多く、力強く凝縮感のある赤ワインが生産されています。

ブドウ品種

コルビエールは赤・ロゼ・白ワインの生産が認められているため、様々なブドウ品種の使用が認められています。

赤ワインカリニャンやグルナッシュ、ムールヴェードル、シラーなどが使用され、白ワインではブールブーラン、グルナッシュブラン、マルサンヌ、ヴェルメンティーノなど。そしてロゼワインサンソーの使用も認められています。

すべてのワインは必ず2品種以上使用することが規定されています。

コルビエールのおすすめワイン

コルビエールで造られたおすすめワインをご紹介します。

サンサ!コルビーエル カステルモール

酸化防止剤無添加のナチュラルワイン。エキス感あふれる果実味が体中に染み渡ります。
・生産国: フランス
・地域:ラングドック
・品種: シラー、カリニャン、グルナッシュ

こちらのワインはカステルモール協同組合が造っています。

酸化防止剤を使用していないナチュラルな造りの赤ワインで、やわらかな質感とエキス感が印象的です。

最後に

今回はワイン産地であるコルビエールについて解させていただきました。

様々なタイプのワインが造られていますので、赤ワインだけでなく白やロゼも是非試してみてくださいね。

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