段々と暑いと感じる日が増えてきました。
こんなときにはさっぱりとした白ワインが欲しくなる!ということでイタリアのフリッツァンテをテイスティングしました。
今回はカンティーナ チンクエテッレが造るリサッカ フリッツァンテをご紹介させていただきます。
フリッツァンテ リサッカ カンティーナチンクエテッレをテイスティング
・地域:リグーリア
・品種: トレビアーノ、ヴェルメンティーノ、ボスコ、アルバローラ
こちらのワインの産地はリグーリア州です。
イタリアにある全20州の中でもあまり聞き馴染みがない州かもしれませんが、リグーリア州の州都はジェノヴァ。
ジェノヴァはイタリア最大の港町です。
イタリア最大の港町を州都にもつだけあって、リグーリア州は海に面していますね↓(緑色に塗りつぶされているところがリグーリア州です)
そしてこちらのワインの生産者は『カンティーナ チンクエテッレ』。
1982年に創立された共同組合です。
チンクエテッレはユネスコの世界遺産にも登録されおり、『チンクエ=5』『テッレ=村』という名の通り、海岸沿いに広がる5つの村を指します。
海岸沿いで造られたワイン、とてもすっきりしていそうな気がしませんか?
リサッカ フリッツァンテ
今回テイスティングしたリサッカ フリッツァンテは協同組合に加盟している畑から収穫されたブドウを使用しています。
ステンレススタンクで発酵後、リザーヴワイン(以前造ったストックのワイン)と混ぜ、二次発酵を行います。
リザーヴワインとブレンドしているので、NV表記(ノンヴィンテージ)となっています。
ボトルには海を背景としたブドウの絵が描かれており、見た目からもどこか涼しげな印象を受けますね。
テイスティング
NV
微かに緑がかった薄い黄色。
泡が立ち上るほどではないが、発泡性がみられる。濁りはない。
香りはイーストやリンゴ、ハーブのような清涼感も感じられる。
口当たりはフレッシュ。発泡性の主張は強くない。
酸味はクリアで浅く、苦みも穏やか。相対的に果実の甘味を感じる。
アルコール感は低く、喉を鳴らして飲めてしまいそうな白ワイン。(2023)
最後に
今回はカンティーナ チンクエテッレがつくるリサッカ フリッツァンテをご紹介しました!
初夏にかけてのこれからの時期におすすめできる白ワインです。
ぜひ試してみてくださいね。