アウラマドレ プリミティーヴォをテイスティング

今回も自然派の赤ワインをテイスティングしました。

とてもクリーンで果実味の強いワインですので、ぜひ参考にしてみてください。

今回はアウラマドレのプリミティーヴォを紹介します。

アウラマドレ プリミティーヴォをテイスティング

生産者はアウラマドレ。

イタリア語で『母なるそよ風』の意味です。

生産者とは言っても、アウラマドレというプロジェクトでワインをリリースしているようで、協同組合や小さなブドウ生産者からブドウを購入し、ワイン造りを行っています。

もちろん購入するブドウはビオロジック（オーガニック）のものです。

アウラマドレという名で様々なワインを造っているのですが、こちらはプーリア州産のブドウで造られているワインです。

プーリア州はイタリアの国土を長靴とした場合、かかとの位置に当たりますね。

使用しているブドウはプリミティーヴォ。

完熟するまでが早く、熟したジャムのような果実味が特徴的なブドウ品種です。

プリミティーヴォのアメリカでの呼び名はジンファンデル。

もしかしたらジンファンデルの方が聞き覚えのある方もいるかもしれませんね。

除梗をして破砕はせず（グラン・アンティエール）、8～10日間のマセラシオン。

デレスタージュを行った後、マロラクティック発酵。

デレスタージュはルモンタージュする際に一度、果皮や種子を空気に触れさせて抽出を促す技法です。

Tasting

2021
濃いめのルビー色。
ブルーベリージャムや刺激あるアルコールの香り。
口に含むとアタックから熟した果実味が感じられる。
酸味は中庸で、パワフルな果実味が味わいの主体。
渋みは穏やかで余韻には果実を煮詰めたような甘味が舌に残る。(2023)

最後に

今回はアウラマドレのプリミティーボを紹介させていただきました。

アウラマドレは様々なワインをリリースしていますので、気になった方はぜひいろいろなワインを試してみてくださいね。