概略
ジェラン家は、1830年ごろからフィサンでワイン造りを行っています。
3代目のピエール ジェラン氏の時に正式にドメーヌとして設立されました。
その後ステファン ジェラン氏へと引き継がれていきます。
2000年からピエール エマニュエルがワイン造りに参加しています。
製法など
リュットレゾネにより栽培、低収量を心掛けています。
低温浸漬を行い、15~17日かけて、木製の発酵桶で発酵させます。
新樽比率は低く、10~25%程です。
所有している主な畑
フィサンやジュヴレシャンベルタンに13ha程を所有しています。
mazis Chambertin マジ シャンベルタン
Chambertin Clos de Beze シャンベルタン クロ ド ベーズ
Clos Napoleon(Fixin 1er) クロ ナポレオン
モノポール。
ブルゴーニュで唯一ナポレオンの名を付けることが許された畑。
Clos Prieur(Gc 1er) クロ プリウール
Tasting
2008 Fixin Clos de l'Eglise
軽くバターやカスタードの香り、レモンなどの柑橘、ウッド。
ふくらみというよりは、重心が低いどっしりとしたアタック。
果実味は程よく、シャープさを感じるバランス。
余韻のミネラルが長く、樽の渋さを感じる。(2012)