今回も話題のヴァンナチュールをテイスティングしました。
イタリアの微発泡タイプであるフリッツァンテです。
是非参考にしてくださいね。
フォリチェロ ビアンコ エミリア フリザンテ ノンフィルター
ヴァン ナチュールらしく、微かに濁りのある外観です。

・地域:エミリア ロマーニャ州
・品種:モントゥーニ、トレビアーノ、ピノビアンコ
生産者はフォリチェロ。
エミリア ロマーニャ州のモデナ近郊、マンツォリーノにあるワイナリーです。
1980年から家族と友人のためにアントネッラとマルコ夫妻が設立しました。
ビオディナミ農法を用いており、Demeter認証を取得しています。
産地はエミリア ロマーニャ州。
赤の微発泡性ワインであるランブルスコや、生ハムで有名なワイン産地ですね。
以前オレンジワインとして紹介したイル ファルネートもエミリアロマーニャ州の生産者です。

田舎方式(メトードアンセストラル)とは
発泡性は田舎方式と呼ばれる昔ながらの製法で造られています。
田舎方式とは、一次発酵後のワインに冷凍保存していたマストを加え、瓶内で二次発酵を行う製法です。
添加物を極力加えずに発泡性が得られるので、ヴァンナ チュールではよく用いられる製法ですね。
フリザンテとは
フリザンテ=フリッツァンテ(Frizzante)とはイタリアの微発泡性ワインのことです。
この微発泡性ワインは国によって呼び方が異なり、フランスではペティヤン(Petillant)、ドイツではパールヴァイン(Perlwein)と呼ばれています。
通常のスパークリングワインが3気圧以上であるのに対して、ペティヤンは1~2.5気圧と決められています。
Tasting
色合いは赤みがかった濃い目の黄色。微かに濁りがある。
イーストや金木犀、リンゴのような爽やかさもある香り。
口当たりは軽やかな酸と微かな発泡。
果実味はドライなリンゴのようで、心地よい苦みへと繋がります。
余韻は短いが、瓶底に向かうにつれて余韻の凝縮感は増す。(2022)
最後に
今回はフォリチェロ ビアンコ エミリア フリザンテ ノンフィルターをテイスティングしました。
幅広いお料理と相性が良いと思うので、ご自宅で楽しんでみてくださいね。