今回はロゼのナチュラルワインをテイスティングさせていただきました。
エルヴェ ヴィルマードは好きな生産者なのですが、ロゼは初めてです。
ではエルヴェ ヴィルマードのキュヴェ ボヴァン ロゼをご紹介します。
キュヴェ ボヴァン ロゼをテイスティング
・地域:ロワール
・品種: ピノドニス、ガメイ、マルベック
生産者はエルヴェ ヴィルマード(Herve Villemade)。
フランスのロワール地方でワイン造りを行う生産者です。
2015年まではドメーヌ ドゥ ムーランという名でワイン造りを行っていました。
ブロワ城のすぐ南に畑やドメーヌを所有し、シュヴェルニーやソーヴィニヨンブランなどのワインをリリースしています。
ビオロジック農法によりブトウは栽培され、手摘みで収穫。醸造には野生酵母を使用。亜硫酸塩は醸造時には使用せず、瓶詰前の10mg/Lにとどめています。
キュヴェ ボヴァンとは
キュヴェ ボヴァンとは、エルヴェ ヴィルマードがリリースするワインのうち、比較的お手頃な価格帯で販売されているワインです。
赤、白、ロゼが発売されており、すべてが1000mmlで瓶詰めされています。
こちらの瓶はリサイクル瓶を使用しているので、キュヴェ ボヴァンとして様々な形の瓶が流通しているようです。
うーん、サスティナブル。
アルザスで造られているエデルツヴィッカーも1リットルでの販売が多いですね。
エデルツヴィッカーについてはこちらをどうぞ↓
こちらのキュヴェ名になっているボヴァン(bovin)とは、フランス語で『牛』を意味しているようです。
どおりでラベルに可愛い牛が描かれているわけですね。
エルヴェ ヴィルマードではジョージア産のアンフォラでの発酵・熟成も試みているようです。楽しみですね。
Taisting
NV
色合いはオレンジがかったピンク色。若干の濁り、小さな泡が見える。
香りはいちごや木、甲殻類、腐葉土。微かに豆。フレッシュというよりも落ち着いた印象の香り。
口当たりは微かに発泡性を感じる。木苺のようなピュアな果実味ながら酸は穏やか。余韻は短いが体に染み渡るような柔らかさ。(2022)
最後に
今回はエルヴェ ヴィルマードのキュヴェ ボヴァン ロゼをご紹介させていただきました。
ナチュール好きな方、是非お試しください。