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緑のワインとは?ヴィーニョ ヴェルデを紹介

ワイン産地

皆さんは緑のワインというのは聞いたことがあるでしょうか。

「白ワインや赤ワイン、ロゼワイン、そしてオレンジワインは最近流行っているよね!」という声が聞こえてきそうですね。

今回は緑のワインであるヴィーニョ ヴェルデについて解説させていただきます。

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ヴィーニョ ヴェルデとは

ヴィーニョ ヴェルデとはポルトガルのミーニョ地方に位置するワイン産地です。

スペインとの国境となるミーニョ川流域、ポルトガル北西部に位置しており、ポルトガルのブドウ栽培面積のうち14%も占めている広大なワイン産地です。

大西洋からの影響を受けるため海洋性気候ですが、北と東は山々に囲まれているので大陸性気候的な特徴ももちます。

涼しい夏と、温暖で降水量の多い冬、そして花崗岩土壌が特徴です。

フレッシュなタイプのワインを多く生産しており、通常のスティルワインであっても微かに発泡性が感じられるものもあります。

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ヴィーヴェルデはフレッシュですっきり。低アルコールなワインが多い印象です。

ヴィーニョ ヴェルデはポルトガルのD.O.P.であり、これはフランスのA.O.C.やイタリアのD.O.C.と同じような原産地呼称保護制度です。

9つのサブリージョンがヴィーニョ ヴェルデ内に含まれており、近年よりテロワールの違いを意識して輸出しています。

<ヴィーニョヴェルデに含まれる9つのサブリージョン>
Monçãon and Melgaço(モンサォン イ メルガッソ)、Lima(リマ)
Cávado(カヴァド)、Ave(アーヴ)、Basto(バスト)
Sousa(ソウザ)、Amarante(アマランテ)、Baião(バイアォン)
Paiva(パイヴァ)

そしてこのヴィーニョ ヴェルデとは、ポルトガル語で『緑のワイン』を意味しているのです。

なぜ緑のワインという名前なのか?

ヴィーニョ ヴェルデとは『ヴィーニョ=ワイン』『ヴェルデ=緑』を意味するポルトガル語です。

この地域ではブドウを早摘みし、フレッシュで若々しいタイプの白ワインが主に造られており、そのワインの色合いは微かに緑がかっていることから緑のワイン=ヴィーニョヴェルデと呼ばれています。

ヴェルデには『若い』という意味があるので、若々しいワインのためヴィーニョ ヴェルデと呼ぶ説もあります。

ブドウ品種

ヴィーニョ ヴェルデでは白ワイン、赤ワイン、ロゼワイン、そしてスパークリングワインと幅広いタイプのワインが生産されています。

認められているブドウ品種も多く、白ブドウではAlvarinho(アルヴァリーニョ)、Avesso(アヴェッソ)、Arinto(アリント)、Azal(アザル)、Loureiro(ロウレイロ)、Trajadura(トラジャドゥーラ)が認められており、黒ブドウではAmaral(アマラル)、Alvarelhão(アルヴァレリャオン)、Borraçal(ボラサル)、Vinhão(ヴィニャン)が認められています。

おすすめのヴィーニョ ヴェルデ

こちらはお得なヴィーニョヴェルデの6本セットです。

6本とも白ワインかスパークリングワインですが、様々な品種構成のワインがセットになっているのでヴィーニョヴェルデの特徴を知るには丁度良いワインセットだと思います。

黒ワインとは

緑のワインであるヴィーニョ ヴェルデと同様に、黒ワインと呼ばれているワインもあります。

こちらはフランスの南西地方にあるカオールという産地のワインです。

黒ワインについて詳しくはこちらも参考にしてください。

最後に

今回は緑のワインであるヴィーニョヴェルデについて解説させていただきました。

フレッシュで爽快感のある飲みやすいワインですので、是非試してみてくださいね。

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